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歯の中でも大事な犬歯と第一小臼歯

どの歯もとても大事な役割を持っています。しかしあえて言うのであれば、歯の中で一番大事といえるのが犬歯と第一小臼歯です。 犬歯と第一小臼歯は歯のカーブのところに位置する歯です。ほかの歯よりも歯根が太く、長いのが特徴となっています。両方の歯はとても敏感な歯であり、触覚に優れています。 特に犬歯は噛み合わせを決定するうえでとても大きな役割を持っています。上下の歯を噛み合わせて下顎だけを横にずらすと、犬歯だけが上下接触している状態になります。つまり歯のかみ合わせの支点となっているのです。このような犬歯を失ってしまうと、お口の中のバランスが崩れてしまいます。そのために歯だけではなく、アゴの動きにも影響を及ぼすことになります。 片側の犬歯だけを失ったとしても、その影響はとても大きいのです。そのために犬歯はとても大事な歯であり、特にメンテナンスに気を付けておきたい歯なのです。犬歯への異常が見受けられる場合には、できるだけ早く歯科医院を訪れることをおすすめします。