虫歯になりにくい歯にするためには日々の歯磨きや習慣を見直し、
しっかり予防処置を行うことがとても大切です
フッ素塗布
フッ素は体に吸収される自然に存在している物質で、歯を丈夫にします。フッ素塗布とは歯面にフッ素を塗ることで歯を酸に溶かされにくくし、歯の再石灰化を促進させ、虫歯になりにくくする処置のことです。
フッ素に関する注意点
- フッ素を塗布した後は、30分間飲食を控えてください。
- フッ素を塗れば100%虫歯にならない、というものではありません。
- フッ素を塗布しても歯磨きや食生活に気を配らないと虫歯になります。
- フッ素に即効性はなく、繰り返し塗布することで効果が現れます。
シーラント
奥歯の表面の溝は歯垢が溜まりやすく、虫歯になりやすい場所です。シーラントは虫歯になりやすい場所を虫歯になる前に白いレジンという歯を詰める材料と同類のものを埋めて虫歯菌が入り込まないようにする処置です。生えて間もない奥歯の永久歯(六歳臼歯)は磨きにくく、特に虫歯になりやすいので有効な予防方法といえます。
正しい生活習慣と定期健診
虫歯予防には正しい食生活が一番大事です。毎日のちょっとした努力で予防できます。ブラッシング指導、定期健診と一緒に指導を受けましょう。「だらだら食いをしない」「甘いものをとりすぎない」「正しい歯みがきを行う」「よく噛んで食べる」を意識することが大切です。