インビザライン矯正中の歯ぎしりについて
こんにちは!
自分では気づいていないかもしれませんが、寝ている間や何かに集中している時に歯を食いしばったり、歯ぎしりをしている人が多くいらっしゃいます。
歯科では、食いしばりのことを「クレンチング」と呼び、歯ぎしりを「グラインディング」そして、これらを総称して「ブラキシズム」と呼んでいます。
ブラキシズムがある方は、歯に大きな負担がかかり以下のトラブルを起こしやすくなります。
・歯の欠損や亀裂、破折
・歯が揺れる
・歯周病
・知覚過敏
・顎関節症
・肩こり
・顎のエラが出る
また、インビザライン矯正を行っている方はマウスピースの破損にも繋がり、スムーズに歯を動かすのが難しい場合もあります。
重度のブラキシズムがある方は、インビザラインではなくワイヤー矯正をおすすめすることもありますので理解しておきましょう。
ブラキシズムを治す治療法はまだ、確立されていません、専用のマウスピースをつけて力を分散させたり、普段から意識して上の歯と下の歯にスペースを作るようにするなどご自身で意識していただくことが重要です。
また、ブラキシズムはストレスがかかると起こりやすくなるので、リラックスするように心がけましょう。
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