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咀嚼力(噛む力)について

こんにちは。栄養士兼受付の田中です。 少しずつ肌寒くなり、秋らしい季節になってきましたね。 最近、噛みにくくなった食品がある、やわらかいものばかり食べるといったことはありませんか? 今回は咀嚼力(噛む力)についてお話いたします。 食事は口に入り、噛む、飲み込むという流れを経て身体へと取り込まれます。加齢により噛む力(咀嚼力)、飲み込む力(嚥下力)は低下していきます。年齢を重ねるごとに運動で筋力が落ちていることは自覚できますが、口の中も同じように衰えていきます。 咀嚼力が低下することにより、噛めない→やわらかいものばかり食べる→さらに咀嚼力が低下するという悪循環が起こります。その悪循環が続くと食欲の低下や食事量の低下につながり、低栄養を起こす原因となります。 噛む力をチェックする項目としてみなさんは次のどの項目が当てはまりますか? 1.どんなものでも、噛んで食べられる 2.噛みにくいものがあるが、たいていのものは食べられる 3.普通の食べ物でも噛み切れないことがある 4.あまり噛めないので、食べ物が限られる 5.ほとんど噛めない 3、4、5に該当した方は、咀嚼機能の低下が起きている可能性がありますので受診をおすすめします。 その他にも少しでも気になる点がありましたらお気軽にご相談ください。