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噛み合わせと口臭

噛み合わせの異常というのは、上下の歯の位置関係がずれてしまって、きちんと噛むことができなくなっていることを指します。 これは、事故などで起こることもありますが、頬杖や片噛みなどの日常の癖で起こることもありますので、気を付けなければいけません。 噛み合わせが悪くなると、左右の噛む力のバランスが悪くなり、うまく噛むことができなくなります。そのため、噛むことが億劫になって、あまり噛むことがなくなってしまい、飲むように食事をすることになってしまいます。 そうなると、胃腸への負担が大きくなり、胃腸に問題が発生することがあります。 また、噛むという行為は、唾液の分泌を促す大きな要因の1つですので、噛む回数が減ることで、唾液の分泌が減ってしまうのです。 この、胃腸の不調と唾液の減少というのは、口臭を発生させるとても大きな原因になります。 胃腸の調子が悪ければ、食べ物をうまく消化させず、ガスが発生してそれが口から漂い出ることになります。また、唾液が少なければ口腔内の細菌の洗浄や殺菌を行う力が弱まりますので、細菌が繁殖して臭いの原因をせっせと作り出してしまうのです。 そのため、噛み合わせの異常を治した途端に、口臭が消えた、という人も少なくありません。 口臭に悩んでいる人は、1度歯科医に相談してみることをおすすめします。根本的な原因が見つかるかもしれません。 当院では、歯科矯正治療を行っております。 お口や歯の事でご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 /