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口腔乾燥症とは

口腔乾燥症(ドライマウス)を訴える方が増えています。 口腔乾燥症とは、唾液の分泌が低下して、慢性的に口の中が乾いた状態になる事です。 原因は、加齢や薬の副作用によるもの、糖尿病、シェーグレン症候群、ストレス、口呼吸などが考えられます。 軽度の口腔乾燥症では、口の中がネバネバしたり、ヒリヒリと感じる事があります。口の中が乾燥すると、細菌が増殖しやすくなるので、虫歯や歯周病のリスクも高まります。 また、細菌の増殖よって、口臭も強くなります。夜間、特に唾液が減少するので、口の中が乾燥した不快感で、目が覚めてしまう事もあります。 重度になってくると、口腔内の乾きが進行し、強い口臭や舌表面のひび割れが起こります。痛みで摂食障害を起こしたり、会話がしづらくなります。 乾燥がひどい場合には、保湿ジェルや保湿スプレー、人工唾液などを用いると、症状が緩和され、楽になります。 また、積極的に水分を摂取するようにする事も大切です。 脱水を起こしやすい夏の間は特に意識して水分補給をし、唾液が減少しやすい寝る前にも水分補給も行うようにしましょう。 口腔乾燥症は、だれにでも起こりえます。 加齢によって、口や顎の筋力が低下し、唾液が出る唾液腺が萎縮してきます。 唾液腺周辺をマッサージする事で、唾液の分泌を促進する効果がありますので。入浴や洗顔の際に実施するのもおすすめです! 当院では、一般歯科治療を行っております。ご不安な事がございましたらお気軽にご相談ください。 /trouble/