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過剰歯、先天性欠損歯

【過剰歯】 その名の通り、過剰な歯のことです。特に、上顎前歯部に生じることが多く、前歯の間に余分にもう一本、円錐状の小さな歯が生えてきてしまうというケースがあります。その他にも、下顎の顎骨内に過剰に歯が存在しレントゲンで発見されることや、親知らずのも一本奥に小さな歯が生えてくるといった場合もあります。 【先天性欠損歯】 特に、側切歯(前から2番目の歯)、第二小臼歯に多く、先天的に永久歯が存在せず、生え換わり時に支障があったり、乳歯が晩期残存することがあります。 小児歯科学会によれば、ここ10年~20年ほどで、過剰歯や先天性欠損歯の子供が増えてきているというデータがあるそうです。 先天性欠損歯に関しては、以前は40人クラスに1、2人いるかいないかだったものが、現在では10人に1人ほどは、なんだかの永久歯の先天性欠損があるともいわれています。 また、過剰歯も、さほど珍しいものではなく、クラスに1~2人は存在するようなものになってきています。 過剰歯も、先天性欠損歯も、適切な時期に適切な対応を行うことで、そのほかの歯や、全体の歯並びに悪影響を及ぼさないようにすることが可能です。 歯の生え換わりの時期には、定期検診できちんとその状況を把握しておくことがお勧めです。 あさい歯科クリニックのホームページはこちら http://www.asai-implant.net/