虫歯の進行段階について
一言で虫歯になっていると言っても、虫歯には段階があり、その段階に応じて治療方法も変わってきます。今回は虫歯の進行段階についてお話していきます。
■虫歯の進行段階
虫歯が進行していく段階として「CO(要観察)・C1(初期)・C2(中程度)・C3(重度)・C4(末期)」に分かれます。
・CO(要観察)
歯が脱灰している状態で、まだ完全な虫歯ではありません。この状態であれば削らずに再石灰化を促すことで自然に治ることがほとんどです。正しい歯磨きの指導やフッ素塗布を行い経過観察をしていきます。
・C1(初期)
小さな虫歯の状態で、虫歯の部分を機会で削りレジンと呼ばれる光で固まるプラスチックの詰め物で修復します。この場合は1回の治療で終わることがほとんどです。
・C2(中程度)
虫歯がC1よりも進行しており範囲が大きい状態です。虫歯の形や部位によってC1と同じ白い詰め物をしたり範囲が大きければ金属の詰め物が必要になるので2回から3回程の通院が必要です。
・C3(重度)
歯の神経にまで虫歯が達してしまった状態でsy。この場合は歯の神経を取る処置が必要になり、神経をとる処置をした後には被せ物の歯を作る処置も必要です。最低でも5回は通院が必要です。
・C4(末期)
歯が虫歯によりほとんど無くなっている状態です。抜歯が必要な場合もあります。
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