歯ぎしりが気になる
歯ぎしりは歯の寿命を縮めてしまいます

「隣に寝ている人の歯ぎしりがうるさくて眠れなかった」という経験はどなたでもお持ちではないでしょうか?歯ぎしりは無意識に行われているため、噛む力をコントロールできません。強い力で顎の筋肉を動かし歯を擦るので、歯や顎に大きな負担をかけます。
このことで歯に目に見えない小さなひび割れが入り、知覚過敏になったり、また顎が歪んで顎関節症などを起こします。
こんな症状はありませんか
下記のような症状が3つ以上ある方は歯ぎしりをしている可能性がありますのでご相談ください。
・歯ぎしりしていると家族に言われたことがある
・歯科医師から「歯ぎしりありませんか?」と言われたことがある
・怪我していないのに歯が割れたり欠けることがある
・詰め物が度々取れる
・歯の先端がすり減っている
・緊張しているときに、気がついたら噛み締めていることがある
・あごが痛かったり、カクカクというような音が鳴るときがある
・朝起きると口の周囲が動かしづらい
・冷たい水がしみることがある
歯ぎしり・噛み締めの治療法

現在最もよく行われる歯ぎしり・噛み締めの治療法は「マウスピース」の装着です。夜寝る時に装着することで歯にかかる負担を軽減できます。極端に噛み合わせが高すぎる、あるいは低すぎる場合には調整する必要があります。
当院では検査、診察を行い、歯型を取ります。その歯型でマウスピースを作成します。お渡しまで2~3週間が目安です。
作成したマウスピースは睡眠時に装着してください。最初は違和感がありますが徐々に慣れて気にならなくなります。