顎顔面矯正
顎顔面矯正治療を行い、健康で美しい歯並びを目指します
当院では「顎顔面矯正治療」を行っております。

わかりやすくお話すると、顎の骨と顔の成長を本来の成長ラインへバランスよく整えることで、正常な機能の回復や発育につなげ、健康で美しい歯並びを目指すことです。
発育の点からすると成長期である5~7歳くらいに開始するのが理想的です。噛み合わせの悪さや口呼吸といった不正咬合が矯正できる顎顔面矯正治療を行い、機能的で見た目も良い歯並びを目指しませんか。
不正咬合について
顎の発育不良や歯の大きさ、歯の生える位置が異なり、見た目だけでなく歯の機能としても悪い歯並びを不正咬合といいます。
お子さんに下記のように見えるところはありませんか
上顎の前歯が下顎の前歯より飛び出しています。いわゆる出っ歯です。
下顎の前歯が前に出ています。受け口と呼ばれる状態です。
歯を噛んだとき、奥歯での噛み合わせはできるが前歯が開いてしまう状態です。
歯並びが悪く、噛み合わせも悪い状態です。八重歯もこの種類に該当します。
不正咬合でよく見られる症状
・食べ物をしっかり噛めない
・よく噛まず食べている
・発音・滑舌が悪い
・口で呼吸をしている
・口がいつの間にか開いている(ポカン口)
・顔のバランスが悪い
など
上記のような症状が気になるようでしたら、まずは当院にご相談ください。
顎顔面矯正治療について
不正咬合については専用の装置とトレーニングにより矯正します。
顎顔面矯正治療の流れ
現在の口腔内状況から噛み合わせや不安な点、希望内容などヒアリングします。
口腔内だけでなく顔全体のレントゲン撮影を行い、噛み合わせを含む検査を実施します。
検査結果から得られたデータをもとに治療内容をご説明します。
STEP.3で説明した内容を踏まえ、必要な矯正装置を利用しながら治療とトレーニングを行います。通院の目安は1~2ヶ月に1度です。
1~2年の治療が完了したら矯正装置を外しますが、その後、歯は元の状態に戻ろうとする(後戻りといいます)ので、それを防ぐための保定装置を取り付け、経過観察します。
顎顔面矯正についてよくある質問
矯正装置は見えますか
全く見えないわけではありませんが、装置の大部分が歯の内側にあるので目立ちにくいです。
使用する装置はどのくらい着けている必要がありますか
期間が短い場合は6ヶ月、長いもので2年くらいかかる場合がありますが、お口の状態によりますので、検査を行った際にお伝えします。
どのくらいの頻度で通院すればよいですか
装置を着けてから1~2ヶ月に1度くらいの頻度で通院して頂きます。
痛みはありますか
違和感を感じるような痛みがありますが数日経つと慣れて痛まなくなります。
運動に影響はありますか
装置によって運動に影響が出ることはありません。矯正後は噛み合わせがよくなるため、力む時など力を発揮する場合があります。(個人差による)
吹奏楽の管楽器はできますか
支障ありません。矯正後は息を長く大きく吹くことができるようなケースが見受けられます。(個人差による)
日常生活には影響しませんか
矯正装置を着けたばかりの時は食事や会話が不便に感じる時がありますが、慣れてくれば気にならなくなります。